陶芸窯
バーナーが4つの2トンの灯油窯です。
容量が大きいので(燃料も食いますが)一度にたくさん焼けるのは魅力ですが、一人では持て余し気味。還元焼成での煙や臭気が心配にはなりますが、ご近所がだいぶ離れているので主に灯油窯を使っています。都会だと無理ですね。作品が少ない時やテストピースを焼く時は小型の灯油窯や電気窯(マッフル炉や歯科用のポーセレンファーネス)で焼きます。大型の灯油窯で1回素焼きをすると約8~9時間、灯油は約30リッター必要とします。本焼成で19~22時間で約70~100リッター使います。
また、自作した灯油と薪の両刀使い「イッテコイ窯」は炭化用に、楽焼用には小型の灯油窯を使っています。
窯の温度管理
従来はデジタルの温度計を見ながら焼成記録を手書きでつけていましたが、最近はデータロガーで記録しパソコンでグラフ化し管理するようになりました。